ドルコスト法(累積投資)のやり方
ドルコスト法とは
→ある銘柄に対し、一定間隔毎に決まった額を投資することにより株式の平均取得価額を抑える手法
→理屈としては「株価が下がったら倍額ナンピン買い」に近い
具体的なやり方
→毎月10日に10万円A株式(単元:100株)に投資すると決める
→株価が40円なら2500株買う。株価が50円なら2000株買う。
→配当等は再投資に回すのが一般的?
→岡三証券などではドルコスト法で投資する商品がある
→ミニ株を使えば単元未満で購入できるため、少額投資でもドルコスト法が成立する
ドルコスト法のメリット
→投資開始時からみて時価が上がらなくても利益を出せる可能性がある
→特に上下が激しく、最終的に元値に戻る場合は利益が大きくなる
ドルコスト法のデメリット
→株価が右肩上がりで推移した後、右肩下がりで落ちて行った場合や、上場廃止時などは、投資額の回収が困難になる
ドルコスト法が向いている銘柄
→長期的に見て利益水準が大きく変動しないと思われる株式
→昔は電力株などが有力であった
→配当性向が高く、またその配当が維持できると思われる株だと、配当が下支えとなるため比較的投資リスクが低いと考えられる